こんにちは。tillata(ちらた)です。
来てくださりありがとうございます!
今日は、
ということについて、書き記しておこうかなと思います。
たまには、カリグラフィーの好きについて語っておこうかなと。
それではどうぞ~。
手描き文字の美しさ
「カリグラフィー」という言葉の意味をご存じでしょうか?
カリグラフィーとは、
「美しい手書き文字」
を指します。
▲詳しくはこちらのリンクから。
美しい手書き文字に魅了されまして、カリグラフィーが好きになったんですよね。
プロの方の作品を見ますと、「これが手書き??」「本当に手書き??」というものがたくさんあります。
それがすんごい綺麗で、見た瞬間、自分でも書きたくなったのが始まりです。
同じペンを使えば、わりと簡単にできるだろう、と。
(そう思ったのは最初だけで、書いた瞬間無理だと悟りました)
▲「The 洋書道」の表紙(日本ペンマンシップ協会の会報です)
わたしが初めてカリグラフィーと出会ったのは、「日本ペンマンシップ協会」の展示会でした。
日本でカリグラフィーをしている方の集まりの会。プロの方の展示会です。
写真の会報は、会場でいただいたものです。
今思えば、あの時入会しておけばよかったわけですが、すばらしい技術の結集だったんですよね。
目の前でカリグラフィーを描いていただいたりもして、それが一番の大きなきっかけでした。
本当に手書きという証明を見て、一瞬で心を奪われたのです。
あの時の感動は今でも忘れていなく、カリグラフィーの美しさは常に追究し続けています。
それが印刷ではなく、手書きであること
今の時代はネットが発達していることもあり、カリグラフィーをiPadでできる時代だったりしますが、わたしはアナログ……手書きを大切にしています。
手書きの限界にチャレンジしたい。
そんな想いもあります。
「人はどれだけ精密な文字が書けるか」
「流暢な文字が書けるか」
みたいな。
ネットが発達してきて、展示会へ行かなくてもいろんな方の作品を手元で見られる時代になりました。
Instagram(インスタグラム)というSNS(ソーシャルネットワークサービス)を見ると、たくさんの海外の方の作品が見れたりします。
英語の本場は、レベルが非常に高いです。
完成度がものすごく高いです。
そんなことまで手書きでできるのかという発見がたくさんあります。
自分も練習すればたどり着けるかもしれないという可能性も高まり、見るといい刺激にもなるんですよね。
綺麗な作品、すごい作品に出逢うたびに、目標ができます。
文字には必ず作者がいること
イラストや絵画、習字などでもそう。
カリグラフィーにも必ず、それを描いた作者が存在します。
誰にでも同じように打てる、このブログのフォントにも作者がいるように、カリグラフィーの文字にも、それを描いた人が必ずいます。
カリグラフィーは、誰かが生み出した作品の1つなのです。
誰かが想いを込めて描いた作品と思うと、命が宿っていると思うと、とても魅力的に感じるんですよね。
原画であること
カリグラフィーは、美しい手書き文字。
手描き。
ということで、見たものが印刷物だとしても、必ず「原画」が存在します。そこに、魅力を感じるんですよね。
手書きである証拠がしっかりとある。
そのことが要(かなめ)にもなり、より魅力的に感じるのです。
同じペン・同じ書体でも、書く人によって書く文字が違う
筆跡の面白さも、カリグラフィーの魅力の1つ。
日本語も共通ですが、同じペン、同じ文字でも人によってみんな文字に個性が生まれるんですよね。
どうしたらこんな文字が書けるんだろというものがたくさんありまして、好きな文字をまねたりもしています。
カリグラフィーの最初は、小田原真喜子先生の文字をたくさん練習しました。それでもやっぱりわたしの個性(?)が出てきちゃったりするのですが、それはそれでいいかなと最近思い始めました。
▲小田原真喜子先生の著書。
こちらなどで練習し、現在もお世話になっております。
可能性は無限大
現在、カリグラフィーに使えるペン、インク、紙は多種多様です。
ペン先やペンの種類も、絵の具やインクの種類も、紙の種類も増え、そして、描くための練習を支える技術も、大幅に選択肢が増えています。
組み合わせは無限大になりました。
わたしが主に描いている「つけペン×万年筆インク」だけでも、同じペン先、同じ紙を使い続けるだけでも、インクの色数が増え、表現の幅も広がりました。
●ペン先
・スピードボールC-2
・ゼブラGペン
●紙
・トモエリバー(白)
▲わたしが愛用しているペン先と紙です。
これからも、どんな表現ができるのか、研究のし甲斐があるといいますか、これからも頑張っていこうと思います。
まとめ
インターネットが普及し、スマホが当たり前になり、カリグラフィーの道具の入手先も増え、「カリグラフィー」という文字を店頭で見かけることが増え、少なかったカリグラフィーの知名度もだんだんと上がってきています。
インク沼という言葉が生まれたように、万年筆のインクにハマる人たちが増えたのも一因かと思います。
わたしもその万年筆インクに魅了された一人のわけですが、これからもますます、カリグラフィーを知り興味を持たれる方が増えていくでしょう。
そんな初めての方にも、カリグラフィーの魅力をどんどんお伝えできたらなと思います。
Twitterやこのブログ、そしてコロナ後のイベントで。
あと、初心を忘れず、練習にも励みます。
ありがとうございました。
ではでは皆さま、楽しいカリグラフィーライフを。