こんにちは。tillata(ちらた)です。
来てくださりありがとうございます!
わたしは趣味で、カリグラフィーをしています。
今日は万年筆の日ということで、
◆ハイエースネオクリアカリグラフィー
(セーラー万年筆)
◆パラレルペン
(パイロット)
という、2種類のカリグラフィー万年筆をご紹介するとともに、作品も書いてみたので載せていきます。
Contents
万年筆の日とは?
1809年9月23日、イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュがは、金属製の軸内にインクを貯蔵できる筆記具を考案。特許を取得しました。
それが由来になっております。
(わからないのでググらせていただきました)
1809年なので、日本は江戸時代ですね。
日本に入ってきたのは1844年だそうです。
【ハイエースネオクリアカリグラフィー】を使った作品
ハイエースネオクリアカリグラフィーについて
セーラー万年筆さんから出ている、カリグラフィー万年筆。
発売が2019年1月なので、わりと最近の万年筆です。
3種類のペン先がある中で、今回使ったのは2.0mm。
一番太い幅のペン。
インクの色が一番わかりやすいと思いまして。
こちらのペンに関しては、以下のページで詳しく書いているのでそちらをどうぞ。
作品「万年筆の日」
ハイエースネオクリアカリグラフィー2.0mmで書いた作品です。
●使用インク(全てセーラー万年筆)
・雪明
・蒼天
・夜桜
・藤姿
・桜森
●紙
・トモエリバー
●ペン先
・ハイエースネオクリアカリグラフィー(2.0mm)
・水筆
・ドローイング用のペン(0.05mm)
雪明をベースに、夜桜、藤姿、蒼天、桜森をテキトウにペン先に付け、グラデーションになるよう書きました。
青い部分は雪明と蒼天。
紫は、雪明と藤姿のグラデーション。
ピンクは、雪明と桜森のグラデーションになっています。
ちょっと拡大。
似た色をグラデーションにすると、色もなじみやすく綺麗です。
最後にもう一度、全体像を載せておきますね。
グラデーションが綺麗な作品になりました。
作品その2
今日の作品ではありませんが、こちらもご紹介しておきます。
2020年にセーラー万年筆さんが109周年を迎えられたのです。
そのお祝いカリグラフィーです。
ペンとインクにセーラー万年筆社製を使わせていただきました。
【パラレルペン】を使った作品
パラレルペン2.4mmを使った作品。
こちらのペン先については、以下の記事で詳しく書いてありますので、お時間ありましたらどうぞ。
●使用インク
・水色(レンノンツールバー)
・夜桜(セーラー万年筆)
・藤姿(セーラー万年筆)
●紙
・トモエリバー
●使用ペン先
・パラレルペン2.4mm
パラレルペンに水色を入れ、パレットに夜桜と藤姿を少し出します。
ペン先をちょんちょん夜桜や藤姿に付けながら書きます。
⇒自然とグラデーションに。
水色+夜桜で書いた上段。
水色⇔灰ピンクのグラデーションが綺麗に出てくれました。
淡い色同士なので混色にも似合いますね。
別角度から。
縁取りや植物のツルはパラレルペンの角で。
細く書けるので便利。
下段は水色⇔藤姿のグラデーション。
葉っぱは夜桜と水色のグラデーション。
最後にもう一度全体像を。
薄色の水色、ピンク、紫系が好きなのです。
カリグラフィー万年筆の長所と短所
軽くですが、まとめておきます。
・手軽にカリグラフィーができる
・使った後はペン先を洗わなくていいので楽
・万年筆インクが使えるので使えるインクが豊富
・海外でも多くの方が愛用している
⇒海外の方の作品もたくさん見られる
・書きやすい
・1本の値段がやや高め(税抜き1200円)
・万年筆を使ったことがないと、最初の組み立てに苦労する
・1本で使えるインクは1色なので、つけペンのように多色使いができない。
・ペンの色を変えるときは、念入りに洗う必要がある
・洗うのに時間がかかる
・洗った後は乾燥が必要なので、1日は空ける必要がある
・インクを入れたまま長期間放置するとインクが中で固まる可能性が
・インクやパラレルペンにハマると散財します
ラストに書いたインク沼は本当に危険ですので、お金の使いすぎにはご注意を。
まとめ
ということで、カリグラフィー万年筆とその作品のご紹介でした。
買って組み立ててインクを入れるというハードルさえ超えれば、かんたんに楽しめるカリグラフィー万年筆。
万年筆知らなかったわたしは、この最初にめっちゃ苦労しました。
パラレルペンに付属のインクカートリッジの入れ方すらわかりませんでしたからね。
説明書も小さくて英文も多く、どこ読めばいいのか戸惑った思い出も。
懐かしい。。。
それでも、インクを入れ終わり書けるようになった先に多くの楽しみがある。
それを知ってから万年筆が楽しくなりました。
めちゃんこ楽しくなりました。
万年筆インクとカリグラフィーの相性なんて抜群でしたからね。
即恋に落ちましたよ、わたし(インク沼に落ちた)。
ともあれ、カリグラフィー万年筆は、つけペンよりお手軽でハードルが低いのでおすすめしておきます。
ではでは、皆さま、楽しいカリグラフィーライフを。