こんにちは。tillata(ちらた)です。
突然ですがみなさんは、
フライングタイガーの万年筆(カリグラフィー万年筆)を購入したけれど、使い方がわからないよ
と困ったことはありませんか?
意外と難しいんですよね。
慣れていないと手こずります。
万年筆を知った当初は、簡単だといわれる「組み立て」「使い方」にすらまともにできませんでした。
「組み立て」→「インク出す」までに、めっちゃ時間がかかったんですよね。
ググってググって大変でした……。
この記事では
フライングタイガーの万年筆の組み立て方ってどうやるの?
について詳しく書いていきます。
「万年筆が初めて」。という多くの方がつまづいてしまうポイントの1つです。
ここを乗り越えれば書けるようになりますので、是非一緒にチャレンジしてみてくださいね。
▲購入記事はこちらから。お時間ある時にご覧ください。
【フライングタイガー】万年筆の使い方
まずは、万年筆の使い方から。
- 購入する
- 組み立てる(インクを入れる)
- 書く
- 書き終わったらキャップをする(しなくていい種類もあり)
- インクが全部終わったら万年筆を洗う
- 乾かす
- 新しいインクを入れて書く
- 4へ戻る
この繰り返しです。
普通のペンと違うところは3つ。
- インクは自分で入れる(万年筆インクの好きな色でOK)
- インクが終わったら万年筆を洗う
- お手入れ次第で万年使い続けられる
インクを入れたり洗ったりするところがちょっと面倒です。
ですが、お気に入りの大切な1本ですと、この作業も楽しいんですよね。
一生使える相棒になりますので、使い続けるほど愛着が増し、使い続けるほどぬらぬら感が増していきます。
【フライングタイガー】万年筆の組み立て方
では、組み立て方です。
▲まずは、完成形から見てみましょう。
普通のペンと同じ形ですね。
パッケージの下に組み立て方は載っているのですが、説明不足かもです。
わからない方が多いんじゃないかと思いますので、改めてやり方を載せておきます。
▲パーツは4つ。
ペン先は自分が使いたいものを、4種類の中から選んで使います。
最初は、どれにしようかなって迷っちゃうと思いますよね。
●普通の文字を書きたい時
→一番左の万年筆のペン先を
●カリグラフィーを書きたい
→一番右の一番太いものを(大きな文字が書けるため、書きやすいです)
→一番左以外は、すべてカリグラフィーのペン先です。
▲太い順に並べた見本です。
ご参考ください。
使いたいペン先は決まりましたか?
それでは、次、いきます。
で、また同じ画像使っちゃうんですけど、
組み立ての順番はこんな感じです。
左から
- キャップ
- ペン先(ニブともいいます)
- インク
- ペン軸
セットにあるペン先が4つなに対し、キャップは1つしかありません。
つまり、一度に入れられるインクは1本だけということ。
(それが安さのヒミツ)
※全部のペン先にインクを差し込むのはNG
→使い終わった後キャップがない
→インクが乾いて使えなくなるかも。
なので注意です。
で、本題。
組み立て方に戻ります。
▲まず最初に、ペン先とインクを合体させます。
向きは写真と同じにそろえましょう。
- インクカートリッジの、先が細い方をペン先の筒の中にさします
- カチッと音がするまでさします
(めっちゃ力いります。
必ず音が鳴るまで奥に入れてください) - カチッという音は、カートリッジに穴が開いた音です
- 穴が開いて開通すると、インクがペン先に流れ込んでいきます。
▲インクの上下はこう。
上の方をペン先にさします。
ラムネの瓶みたいに、差し込む方に丸い玉が付いているんですよね。
そしてラムネの瓶みたいに差し込むことで穴が開き、インクが出てきます。
▲インクをさすとこんな感じになります。
右側の、インクが出ている方は平らになっています。
これで一つ目の山を超えました。
組み立て自体は、これで終わったも同然です。
あとは、ぺん軸(持ち手)とキャップ付けるだけ。
これで組み立ては終わりです。
完成です。
お疲れ様でした。
ですが、
これではまだ書けません。
入れたインクが、ペン先まで到達していないからです。
- キャップをした状態で、ペン先を下にし、しばらく待ちます。
- インクがペン先まで降りてきます
- ペン先まで到達すると文字が書けます
▲そうして文字を書いたものがこちら。
ペン先は3mmの一番太いもの。
400円とは思えないくらい、素晴らしい書き心地です。
カリグラフィーが手軽に書けるっていいなと、改めて思いました。
もしもインクが出なかったら
▲こちらで記事を書いています。
ご参考ください。
ペン先を水にちょっと付けると出てきますよー。
最後に
以上でした。
万年筆の組み立て方というのは、このフライングタイガーさんに限らず、すべての万年筆において共通です。
一度覚えてしまえば、ダイソーさんの万年筆や大手万年筆メーカーさんの万年筆にも使えて便利です。
共通って素晴らしい。
▲どんな文字が書ける?
についてはこちらにまとめてありますので合わせてどうぞ。
あと、
以上です。
ではではこのへんで。
ありがとうございました。
少しでもお役に立てましたら幸いです。