こんにちは。tillata(ちらた)です。
突然ですがみなさんは、
と思ったことはありませんか?
わたしはあります。
カリグラフィーについて調べてみると、いろいろな書体があるというのを知りました。
イタリック体、ゴシック体、カッパープレート体、ファウンデーショナル体、ローマンキャピタル体、アンシャル体、スぺンサリアン体……
100以上あるとか驚いたこともあります。
カリグラフィーをやりたくても、多すぎて何から始めればいいかわからなくなりますよね。
ということで、
初心者はどの書体から練習すればいい?
について、独学で学んできた経験から書いていきたいと思います。
練習する書体は、自分が書きたいものを優先に
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どの書体から練習すればよいのか
に関する答えは
自分が好きな文字から練習する
です。
続けていくことが大事ですので、継続できるよう好きな文字からやります。
日本で出版されている本やカリグラフィー講座には、必ずといっていいほど学べる書体があります。
- イタリック体
- ゴシック体
- カッパープレート体
の3つです。
習いやすさからいえば、この3種のどれかからやるのがベスト。
わからなくなったら自分で調べることができたり、人から学べたりもできるからです。
もちろん、この3書体以外からでもオッケー。
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やりたくないもの・書きたくないものをやっていても仕方ありませんからね。
つまらなくなって3日坊主とか普通にありますので、これ以外から始めても問題ありません。
Instagramなど、ネット上にはたくさんのお手本が存在します。そこから見本を見つけて練習するのもありな時代です。
書体にこだわらなくても、「こんな文字が書きたい」と、それがあればその文字を練習するのが一番じゃないかなと思います。
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ちなみにわたしは、イタリック体、ゴシック体、フラクチャー体、カッパープレート体、スぺンサリアン体をあっちこっちしながら練習していました。
これに飽きたらそれ、それに飽きたらあれと回していました。
独学ってわからないことだらけで、すぐ飽きたりするんですよね。だから「書けるようになりたい書体」を気分で練習していっていました。
とはいいつつも結局
「どの書体から練習すればいいの?」
という方もいらっしゃるかと思いますので、代表的な3書体をご紹介しておきます。
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▲練習がつまらなすぎて挫折しまくっていた話を読みたい方はこちらもどうぞ。
【主な3書体】イタリック体/ゴシック体/カッパープレート体
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最初は3種類を比べていきます。
写真の上から、
- イタリック体
- ゴシック体
- カッパープレート体
ちなみにインクは万年筆用のインクを使っています。
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イタリック体は普通の英語に似ていて、読みやすい形。
ゴシック体はカクカクしていてちょっと読みにくいかもな感じ。
&大文字の「C」の形が通常とは違っています。
カッパープレート体は英語の筆記体に似ています。
同じ「Calligraphy」でもこんなにも違いがあるんですよね。
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つづいて、「Thank you」を3書体で比べてみます。
やわらかい感じのイタリック体。
やや硬い感じ・かしこまった感じのゴシック体。
おしゃれ・エレガント・高貴な感じのするカッパープレート体。
だいたいこんな感じというのが伝わりましたでしょうか?
この中で、自分が何を書きたいのか選びます。
3書体とも書き方の本がたくさんありますし、講座もあります。
習うのに不便はない書体たちです。
つづいて、書体別にご紹介していきますね。
【カリグラフィー】イタリック体
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カリグラフィーで一番代表的な書体が、イタリック体です。
カリグラフィーをするといえばまずこの書体からという方は多いのではないでしょうか。
理由は3つ
- イタリック体の練習の本が多い
- イタリック体を習える環境が多い(通信講座・カリグラフィー教室)
- 読みやすい
最後の「読みやすい」が、何気に大事。
ほかの2書体と違う部分です。
ゴシック体とカッパープレート体って、慣れないと読めないんですよね。
読めないとわからないので、練習できなかったりします。だからやっぱり「読める」というのは大切なのです。
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イタリック体は、カリグラフィー用の特殊なペン先で書きます。
写真はスピードボール社の「C-2」という品番のペン先。
3mm幅です。
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▲イタリック体の作品。
万年筆インクの色名を書いて並べてあります。
これだけでも作品になるの、カリグラフィーの魅力の1つ。
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飾りがつけやすいのも好き。
あと、丸みがあってかわいいですとか、普通の文字をこうやっておしゃれに書けるのがいいですとか、カラフルになラベルと綺麗だったり、とにかく、カリグラフィー好き―ってなる文字です。
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▲アップルパイ
おいしいものが好きなので、わたしはスイーツ系が多いです。
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【カリグラフィー】ゴシック体
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つづいてゴシック体。
ゴシック体には様々な種類があり、まとめてゴシック体とここでは表現しています。
オールドイングリッシュ、ゴシックテキストゥーラ、ゴシッククアドラータ 、ブラックレター……
いろいろ聞きます。
どんなゴシックがいいのか……。
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悩んだ結果、わたしのゴシックはオールドイングリッシュが中心となりました。
一般的なテキストにあるゴシック体はちょっと書きにくくて、今自分が書いているものはこんな感じです。
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ゴシックも幅を広げると楽しい書体。
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▲クレープ
ゴシック体に限らず、カリグラフィーは1文字でも1単でも作品になります。
まずは好きな文字、書きたい単語から練習するのも良いですよ。
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【カリグラフィー】カッパープレート体
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カッパープレート体は、筆記体のような書体。
「おしゃれに書く」の代表なのでは??
と思っています。
こんな文字を描きたいというあこがれから、わたしはカッパープレート体を始めました。
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▲初期のころの文字。
懐かしいですね。
カッパープレート体は、a-zばかり書いていました。
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▲数年後のa-z.
らしくなった気がします。
あと、黒紙+白インクのカッパープレート体もおしゃれというのを発見しました。
このくるくるっとしたのが最高に好き。
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ゴールドインクも良いですね。
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カッパープレート体のこのくるくるっとした飾りをフローリッシュといいます。
これが好きで好きでたまらなくてですね、わたしはカッパープレート体が好きなのです。
「これを書きたい」
「これが好き」
というのがあると、練習が続けられて楽しいですよ。
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【その他】人気&話題のレタリング
人気度からレタリングを楽しんでみるのも有りです。
カリグラフィーとは違いますが、似ている部分多いのでこちらもおすすめしておきます。
楽しまれている方が多いので、いいんじゃないかと思います。
モノラインレタリング
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最近人気が出てきている書体に、「モノライン」というものがあります。
丸みのある、均一な太さの文字が特徴です。
細い線と太い線を組み合わせてあるカリグラフィーとはちょっと違いますが、つけペンを使ってデザイン的な文字を描くという部分はカリグラフィーに似ています。
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モノラインもインクを使って楽しく書くことができます。
カリグラフィーは難しそう。
という方は、こちらから始めてみるのもいいかもしれません。
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ブラッシュレタリング
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カリグラフィーのカッパープレート体のような感じの書体。
筆ペンを使って書く方法もあります。
こちらも最近では人気があります。
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まとめ
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ということで、カリグラフィーの3書体をまとめてみました。
- イタリック体
- ゴシック体
- カッパープレート体
です。
どれから練習すればいい?
については、
- 自分が書きたい書体から書く
- 書いていて楽しい書体から書く
が答えです。
わからない場合は、とりあえずいろいろと書いてみます。
それから書きたい文字を決めてみましょう。
何にせよ、
「とりあえず書いてみる」
は正義です。
「練習が続けられること」が大事なのです。
ではではこのへんで。
ありがとうございました。
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