こんにちは。tillata(ちらた)です。
ガラスペンが買えるお店のリンク集を作ってみました。
万年筆インクに魅了される方が増えました。
同時に、ガラスペンに惹かれている方も多いのではないでしょうか。
- いろんなインクで書くことができる
- いろんな色を使える楽しみ
- 見ているだけで癒される美しい軸
というのが主な理由なんじゃないかなと思います。
では、
ガラスペンってどこで買えるの?
となった時に、ヒントになるリンク集があればなと作成しました。
おすすめは見た目の好みなどで選んでいただきたいので割愛しますが、どれもこれもすばらしいのでハズレはないはず。
これが全てではありませんが、ご参考いただければ幸いです。
Contents
- 1 【ガラスペン特集】参考雑誌は「趣味の文具箱 Vol56」
- 2 国産・日本製ガラスペン
- 2.1 【東京都台東区】佐瀬工業所
- 2.2 【東京都】Kemmy’s Labo(イヌヅカ硝子工房)
- 2.3 【埼玉県坂戸市】HASE硝子工房
- 2.4 【愛知県岡崎市】哲磋工房(てっさーこうぼう)
- 2.5 【岡山県美作市】Glass Studio TooS(グラススタジオ トゥース)
- 2.6 【大阪】ガラス工房LUC(エルユーシー)
- 2.7 【福井県】ガラス工房スタジオ嘉硝(かしょう)
- 2.8 ガラス工房 まつぼっくり
- 2.9 【栃木県宇都宮市】川西硝子
- 2.10 【岡山県倉敷市】ガラス工房aun(アウン)
- 2.11 【東京都】ハリオサイエンス
- 2.12 Shoko Yamazaki
- 2.13 硝子工房Sayori
- 2.14 【京都府】ガラス工房ほのお
- 2.15 竹田海緒
- 2.16 【長野県軽井沢町】werkstatt tetohi(ヴェルクシュタットてとひ)
- 2.17 【京都府】atelier glasskaoria(アトリエ グラスカオリア
- 2.18 【沖縄県】ひとつ房(ひとつぼう)
- 2.19 【香川県高松市】helico(ヘリコ)
- 2.20 【大阪府】Paraglass(パラグラス)
- 3 文房具店の通販
- 4 大分刑務所(ふるさと納税)
- 5 海外製のガラスペン
- 6 おすすめのガラスペンは?
- 7 最後に
【ガラスペン特集】参考雑誌は「趣味の文具箱 Vol56」
「美軸が欲しい」ということで、たくさんの美軸ガラスペンが掲載されていますよ。
もちろん工房の紹介も豊富です。
国産ガラスペンについてじっくりご覧になりたい方におすすめします。
▲定価1600円
国産・日本製ガラスペン
【東京都台東区】佐瀬工業所
明治45年(大正元年)創業。
ガラスペンの製造、販売を行っいるところ。
わたしが持っている、唯一の国産ガラスペンがこちら。
ネットショップで購入しました。
最初Twitterで見かけて、みんな書き味がいいっていうから手を出してみたのが最初。
そしたら予想以上の書き心地の良さに驚きました。
中国製とは全く違います。
実店舗はなく、店頭販売とオンラインショップのみです。
ガラスペンの佐瀬工業所
http://www.glasspen.jp/
催事案内
https://glasspen.jp/SAIJI.html
わりとよく出展されています。
実際に書き味を試して購入できるため、お気に入りを見つけられる率が高いです。
Twitter@sase_glasspen
こちらからもチェックできます。
・催事出展されているので、ご興味ありましたらそちらもチェックです。
・比較的安価なものからある。
・安価なのに品質は最高
・インクの吸い上げが中国製と全然違う。
・インク持ちが良い
・ハンパなくなめらかな書き心地
とにかく、佐瀬工業所さんのガラスペンは「すごい」の一言でした。
国産ガラスペンの手持ちはこれだけなので他はわからないのですが、少なくともこちらは「本物」ですね。
満を持しておすすめいたします。
あと、注意事項。
どんなに国産の質が良いガラスペンでも、折れるときは折れるので扱いには注意です。
【東京都】Kemmy’s Labo(イヌヅカ硝子工房)
握りやすく、書きやすいガラスペンを制作しているところ(趣味の文具箱Vol.51 p50より引用)
制作は深澤亜希子さん。
最初彼女を知ったのは、Twitterからでした。
コミケに出展するってあって、そのガラスペンが、クラゲのガラスペンが大変美しくて一目ぼれしました。
そのあとデザインフェスタにも出展すると聞き、さらに興味を持ちました。
まだ購入できていないのですが、将来的にお迎えしたいガラスペン作家さんです。
現在は大変人気で、オンラインショップでは品切れが続いております。
Kemmy’s Laboガラスペンお取り扱い店舗一覧
デザインフェスタやコミックマーケットなどのイベントにも出展されたりしますので、Twitterでチェックしてみてください。
オカモトヤ
https://okamotoya.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2594089&csid=4
カキモリ
https://kakimori.com/collections/gn
Twitter@kemmys_labo
ナガサワ文具センターさんのページ。
商品は売り切れていますがご紹介ページがありますので参考までに。
https://item.rakuten.co.jp/nagasawa/kl-hoso/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_101_0_0
【埼玉県坂戸市】HASE硝子工房
長谷川尚宏さん。
ボロシリケイトガラスでの制作。
流星ショートや彗星という名前のガラスペンを、Twitterでよくお見かけします。
イベントでは大盛況。
オンラインショップは売れ切れが続いている人気のガラスペン作家さんの一人。
いつかはお店やイベントに行ってみたいし、お迎えしたいんですよね、流星ショート。
すんごく綺麗です。
HASE硝子工房
https://haseglass.thebase.in/
実店舗もあります
〒350-0227 埼玉県坂戸市仲町8-1
Twitter@haseglassworks
イベントに出展することもありますので、情報はTwitterをチェックしてみてください。
▲HASE硝子工房さんのインク記事はこちらで
【愛知県岡崎市】哲磋工房(てっさーこうぼう)
中根卓治さん。
2014年に哲磋工房を設立。
「魔法のような」をコンセプトに、ボロシリケイトガラスを使ってガラスペンを制作・販売しています。
これまでにない幻想的なデザインを展開している、大人気の工房の1つです。
ガラスペンはほぼ抽選販売となっていて、手に入りにくい状況が続いるんですよ。
入荷しても即完売。
お値段2~3万でもすぐに売れてしまうところが本当に驚きました。
でも、高くてもそれ以上の価値があるんですよね。
ホントすさまじいです。
わたしも挑戦したことがありますが、見事に玉砕しました。
最新情報はTwitterをチェックしてみてください。
哲磋工房
https://stdtessar.base.shop/
オカモトヤ
https://okamotoya.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2594089&csid=3
Twitter@studio_tessar
▲オリジナルインクの記事はこちらからどうぞ
【岡山県美作市】Glass Studio TooS(グラススタジオ トゥース)
岡本常秀さん。
東京ガラス工芸研究所で学び、2002年にGlass Studio TooSを設立しました。
カリグラフィーなペン先のガラスペン「リボンニブ」が最近の人気でしょうか。
それなりにお高くても試してみたいペンです。
Glass Studio TooS
https://www.toos.jp/
取り扱い店
https://glass-pen.jimdofree.com/%E5%8F%96%E6%89%B1%E5%BA%97/
ナガサワ文具センター紹介ページ
https://kobe-nagasawa.co.jp/blog-penstyle-den/p-52402/
イベント出展もありますので、気になる方はTwitterをチェックしてみてください。
Twitter@GlassToos
▲オリジナルインクについてはこちらからどうぞ
【大阪】ガラス工房LUC(エルユーシー)
大阪で、酸素バーナーを使い制作されているところ。
直川新也さん。
大阪芸術大学でガラス工芸を学び、2016年よりガラス工芸作家として活動されています。
デザイン性があって魔法が使えそうな感じの軸。
とても人気があります。
ガラス工房LUC
BASE
https://naog.thebase.in/
世界の筆記具ペンハウス
https://www.pen-house.net/category/GLASS_STUDIO_LUC/
こちらにも扱いがあります。
▲インクレビューはこちらからどうぞ
【福井県】ガラス工房スタジオ嘉硝(かしょう)
田嶋嘉隆さん。
2012年~開設。
ペン先交換ができるWoodガラスペンがあります。
標準がF(細字)で、極細、中字、太字もあり。
実用新案登録済みだそうですよ。すごいですよね。
よく聞く工房なのでちょっと気になっております。
ガラス工房スタジオ嘉硝
http://studio-kasho.com/
ガラス工房 まつぼっくり
松村潔さん。
1995年に、酸素バーナーとボロシリケイトガラスを用いたガラス工芸作家として独立。まつぼっくりを開設。
ガラスペンの制作は2007年から。
比較的低価格で購入できる工房の1つ。
硬質ガラスなのでそこも安心ですね。
ガラス工房 まつぼっくり
https://shop.matsubokkuri.biz/
【栃木県宇都宮市】川西硝子
川西洋之さん。
10年を超える海外の放浪生活の後、日本で生活することを決意。
2006年から独学で酸素バーナーワークを修得。
2009年に川西硝子を開設。
経歴が特殊なのでそこが気になっている作家さん。
1本は欲しいですね。
川西硝子
http://www.kawanishiglass.com/
・硬質ガラス(ボロシリケイトガラス)
・何度でも修理可能
・1度で300~500文字の筆記が可能
オンラインショップ
http://shop.kawanishiglass.com/
取り扱い店一覧
http://www.kawanishiglass.com/about/04.html
イベント出展もされています。
世界の筆記具ペンハウス
https://www.pen-house.net/category/KAWANISHI_GLASS/
【岡山県倉敷市】ガラス工房aun(アウン)
江田明裕さん。
2003年にバーナーワークを習得。
2004年に工房を開設。2017年に現在の場所へショップを開く。
「手のひらの銀河」という作品が幻想的で気になっている作家さんです。
ガラス工房aun
http://www.edaakihiro.com/
店舗住所
岡山県倉敷市本町1-30
オンラインショップ
https://ka-ku.jp/?mode=grp&gid=2378244
Twitter@aunedaakihiro
【東京都】ハリオサイエンス
ビーカーやフラスコの会社。
耐熱ガラスに優れているメーカーさん。
ハリオサイエンス
https://www.harioscience.com/hario-relaxing/glasspen-and-inkpot.html
オンラインショップ
https://hariosci.thebase.in/categories/2060758
ギフショナリーデルタ
https://styledee.jp/?mode=srh&sort=n&keyword=HARIO
Shoko Yamazaki
山崎翔子さん。
2010年よりガラスペン制作を始めた方です。
こちらもほぼ品切れ状態が続いています。
硝子工房Sayori
ドイツで学び、2020年から日本で活動されている方。
ボロシリケイトガラス。
硝子工房Sayori
https://sayoriglass.com/
creema
https://www.creema.jp/c/sayoriglass/item/onsale
受注生産あり
Twitter@sayoriglass
八文字屋オンラインショップhttps://hachimonjiya.com/collections/glass-pens/products/kou
文具館コバヤシ
https://kobabun.shop-pro.jp/?mode=srh&cid=2623859%2C0&keyword=
【京都府】ガラス工房ほのお
菅清風(かんせいふう)さん。
福岡の硬質ガラス加工職人、小川勝男(雅号/清流)氏に師事。
世界初の硬質ガラスペンを完成させた方。
竹田海緒
多摩美術大学 美術学部 工芸学科 ガラスプログラム卒業。
鹿児島県喜界島出身の女性硝子作家。
ボロシリケイトガラス。
アトリグラス
https://www.ag-shop.net/glasspen/THK-GP-01.html
Light Upオンラインショップ
https://www.lightup.jp/search?q=%E7%AB%B9%E7%94%B0%E6%B5%B7%E7%B7%92
【長野県軽井沢町】werkstatt tetohi(ヴェルクシュタットてとひ)
藤田素子さん。
倉敷芸術科学大学ガラスコースで学び、ドイツへ。
バーナーワーク法を学び2011年よりtetohiとして作品を発表。
てとひは、手と火。
ガラス工芸の原点を表している。
【京都府】atelier glasskaoria(アトリエ グラスカオリア
KAORIさん。
まつぼっくりの松村潔さんに師事。
2018年に京都へガラス工房を設立。
グラスカオリア
〒615-8284 京都市西京区松尾上ノ山町23-1
https://www.glasskaoria.com/
取り扱い店
https://www.glasskaoria.com/pages/4459671/page_202012132232
【沖縄県】ひとつ房(ひとつぼう)
山田妙子さん。
1994年に千葉で「ひとつ房」を開設。
2001年に沖縄へ移住。
ひとつ房オンラインショップ
https://www.hitotsubou.com/categories/2511581
Twitter@hitotsubou
【香川県高松市】helico(ヘリコ)
諏訪匠さん。
木工職人から2013年にhelicoとして独立。
helicoオンラインショップ
https://helico.theshop.jp/
万年筆と文具のお店 helico
店舗所在地(予約制)
〒761-8046 香川県高松市川部町528-21
Twitter@helicopen
世界の筆記具ペンハウス
https://www.pen-house.net/category/HELICO/
【大阪府】Paraglass(パラグラス)
金田裕樹さん。
見た目が美しいガラスペンを作られる方。
こういうスパイラル系に弱いんですよね、わたし。
Paraglass(パラグラス)
Twitter:
https://twitter.com/paragrass1
楽天
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/paraglass/
ナガサワ文具センター紹介ページ
https://kobe-nagasawa.co.jp/blog-penstyle-den/p-52906/
文房具店の通販
万年筆インクの取り扱いがあり、かつガラスペンの取り扱いのある店舗を一部まとめてみました。
世界の筆記具ペンハウス
けっこう豊富に扱いがあります。
ギフショナリーデルタ
ギフショナリーデルタ
https://styledee.jp/?mode=srh&sort=n&keyword=%A5%AC%A5%E9%A5%B9%A5%DA%A5%F3
HARIOなどのガラスペンがあります。
オカモトヤ
オカモトヤ
https://okamotoya.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2594089&csid=0
広い範囲で扱いがありますが、売り切れが多いです。
文具館コバヤシ
石丸文行堂
カキモリ
八文字屋
八文字屋オンラインショップhttps://hachimonjiya.com/collections/glass-pens
大分刑務所(ふるさと納税)
海外製のガラスペン
こちらでは、海外の信頼できるブランドのガラスペンを集めてみました。
実際に使ったことがありませんので書き味は不明。
ですが、どれも有名老舗ブランドですので間違いないはずです。
エルバン(フランス)
わたしが好きな「ビルマの琥珀」などのインクを出しているメーカーさん。
インクが素晴らしいのでこちらも素晴らしいはず。
ルビナート(イタリア)
ボルトレッティ(イタリア)
KobeINK物語のナガサワ文具センターさんが扱っています。
なので信頼しているブランド。
Rohrer&Klingner/ローラークライナー(ドイツ)
おすすめのガラスペンは?
3つにしなさいといわれたら順不同でこんな感じ。
- HASE硝子工房
- 佐瀬工業所
- 哲磋工房
もう3つ追加してもいいのなら順不同でこんな感じです。
- ガラス工房LUC
- Glass Studio TooS
- Kemmy’s Labo
万年筆インクの界隈、Tono&Limsさん(万年筆インクのメーカー)の界隈で有名なところです。
インク好きな方々がたくさん推されていますので、信頼は厚いです。
もちろん、このページでご紹介したところは信頼のあるところばかりですのでどれをお迎えしても間違いないんですけどね。
たくさんありすぎると迷ってしまうので、一応参考までに載せておきます。
最後に
スマホやネット社会の今、アナログな手書き文字は人に暖かさを与えてくれます。
書くことの楽しみ、送られる楽しみ、インクの楽しみ、軸の楽しみ・・・
様々な楽しみがあります。
たくさんの万年筆インクを持っていて、いろいろ使いたいよっていうときにおすすめできる1つがこの、ガラスペンなんですよね。
水で洗ってインクを落とせば、すぐに別のインクが使えます。
万年筆よりはるかにインク替えがかんたん。
まだ持っていないよというかたは、是非お手に取ってみてください。
ではではこのへんで。
ありがとうございました。
https://calligraphy-memo.com/%e3%80%902020%e5%b9%b4%e7%89%88%e3%80%91%e3%81%94%e5%bd%93%e5%9c%b0%ef%bc%86%e3%82%aa%e3%83%aa%e3%82%b8%e3%83%8a%e3%83%ab%e4%b8%87%e5%b9%b4%e7%ad%86%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%af%e3%80%90%e3%83%8d