こんにちは。tillata(ちらた)です。
わたしはカリグラフィーが好きで、趣味でいろいろと書いています。
さて、みなさんは、カリグラフィーという言葉の意味はご存じでしょうか?
こちらのページでは、かんたんに由来をご説明していきます。
それでは、さっそくいってみましょう!
「Calligraphy」のそもそもの由来と言葉の意味
カリグラフィーを一言でいうと、
「文字を美しく書く」
「美しい手書き文字」
です。
カリグラフィーといえば美しい文字。
では次に、「Calligraphy」という英語の部分の由来を掘り下げてみましょう。
2つのギリシャ語からきています。
- 「calli(美しい)」
- 「graphein(書くこと)」
「カリグラフィー辞典」の25pによりますと、
17世紀ごろから使われるようになったそうです。
また別のところからの引用ですと
ギリシャ語の「kalloos(美)」と「graphein(書く)」の合成語である「kalligraphia」に由来しているとありますので間違いありませんね。
(※出典:セーラー万年筆 ハイエースネオクリアカリグラフィー)
さらにインターネットでも調べてみました。
こちらは「Calligraphy」の日本語訳。
- 西洋や中東などにおける、文字を美しく見せるための手法
- 欧文の文字を美しく書く技術。
- 美しい書き物という意味のギリシャ語
やはり、「美しく書く」の総称です。
日本語で「カリグラフィー」とは?
次に、日本語でいうカリグラフィーという言葉もおさえておきます。
カリグラフィー(Calligraphy)は英語。
では、日本語にしたらどうでしょう。
戦後、その言葉は生まれました。
- 英習字(英語の習字)
- 洋書道(西洋の書道)
という2つです。
(出展:『ペン芸術の世界』)
英語の書道といういい方もありますね。
戦前は「ペンマンシップ(Penmanship:運筆の意味)という言葉もありましたが、
戦争が始まってから「英習字」「洋書道」という言葉に切り替わったそうです。
英語は敵国(アメリカ)の言葉ですから、当時のペンマンシップ(カリグラフィー)は肩身の狭い趣味でした。
まとめ
最後にまとめです。
- Calligraphyはギリシャ語「calli(美しい)」と 「graphein(書くこと)」から由来
- 「kalloos(美)」と「graphein(書く)」の合成語である「kalligraphia 」から
- 美しく書くこと
いかがでしたか?
カリグラフィー(Calligraphy)の意味が分かると、
カリグラフィーがどうして美しいのか、
どういう気持ちをもってカリグラフィーを書いたら良いのか。
が、先人から伝わってくるような気がします。
カリグラフィーは美しい。
美しく書くということを忘れず、常に気持ちを込めてカリグラフィーを書いていきたい。
と、その気持ちを忘れずに書いていきたいと思いました。
知るは大事。
ありがとうございました。