こんにちは。tillata(ちらた)です。
今日は、フライングタイガー Flying Tiger Copenhagenさんの、カリグラフィー万年筆をご紹介します。
購入のきっかけは、フライングタイガーさんの、Twitterでのこのツイートでした。
たくさんのペン先があって面白そうっていうのと、それなのに安くてすごいなー、と思ったからです。
▲インクが出ない時の対処法&使い方はこちらの記事に書いてありますのでよかったら。
Contents
フライングタイガーのカリグラフィー万年筆とは?
軸は2種から選び&ペン先は共通の4種
まずは詳しくご紹介。
ペン軸の色が2種類あり、お好きな方を選べます。
黒と白(中身は同じ)。
わたしは白を選びました。
▲裏側。
英語や韓国語、スペイン語、日本語の4種類で書かれています。
ペン先は4種類。
- カリグラフィー1.0mm
- カリグラフィー2.0mm
- カリグラフィー3.0mm
- 細字
(※カリグラフィーのペン先ではなく、普通の万年筆のペン先)
キャップと軸は1本分。
ペン先とインクは4つずつあります。
インクの色は、4本すべて青です。
万年筆はカートリッジインク式
カートリッジインク式の万年筆とは、
カートリッジインクのみが使える万年筆のこと
インクを入れるコンバーターは使えません。
インクの差し込み方は、付属の紙に書いてありますのでそちらをご覧ください。
ペン先にぎゅっとカートリッジインクを押し込むと、インクの先に穴が開きます。
そこからインクがペン先へと流れ込む仕組みです。
ペン先を下に向け、しばらく待つとインクが出てきます。
出てこない場合は、万年筆を振ってみたりします(ただし、インクが飛び散るので注意)。
カートリッジインクは欧州規格
インクは、欧州規格のカートリッジインクなら何でも使えます。
写真はエルバンさんのインク。
6本入り550円とわりとお手軽価格。
&色数も全25色と豊富なのでおすすめです。
安いものでいいよという方は、ダイソーさんにもありますのでどうぞ。
▲ラルムドカシスというカシス色のインクです。
他にもいろいろありますので探してみてください。
【どんな文字が書ける?】ペン先の試し書き
どんな感じに書けるのかのテストをしてみました。
ご参考ください。
カリグラフィー3.0mm
![](https://calligraphy-memo.com/wp-content/uploads/2021/02/P1140473-1024x576.jpg)
一番幅広いペン先が2.0mmのこちら。
インクは付属のカートリッジインク青で書きました。
![](https://calligraphy-memo.com/wp-content/uploads/2021/02/P1140470-edited.jpg)
ゴシック体も、つけペン同様に普通に書けます。
驚くくらいしっかりしていました。
![](https://calligraphy-memo.com/wp-content/uploads/2021/02/P1140475-1024x576.jpg)
イタリック体もしっかり書けました。
全く問題ありませんでした。
自信を持っておすすめします。
カリグラフィー2.0mm
![](https://calligraphy-memo.com/wp-content/uploads/2021/02/P1140470-edited-1.jpg)
こちらは2.0mm。
インクはエルバンさんのアイランドカフェ。
紅茶色が美しいインクです。
ペン先が小さくなった分少し書きにくくなった感がありました。
2.0mmはふだん使い慣れていないので、これが一番の原因かもしれません(スピードボールの2.0mmも苦手)。
でも、練習すればしっかり書けそうです。
![](https://calligraphy-memo.com/wp-content/uploads/2021/02/P1140470-1024x576.jpg)
3.0mmと大きさを比べてみるとこんな感じ。
下段が2.0mmです。
![](https://calligraphy-memo.com/wp-content/uploads/2021/02/P1140476-1024x576.jpg)
ゴシック体だけでなく、イタリック体も書けますよ~。
カリグラフィー1.0mm
![](https://calligraphy-memo.com/wp-content/uploads/2021/02/P1140471-edited.jpg)
カリグラフィーのペン先で一番細いものがこちら。
インクはエルバンさんの「ムーンシャドウ」。灰がかった紫色で月影を表しているインク。
ミニマムでかわいいカリグラフィーが楽しめますよ。
![](https://calligraphy-memo.com/wp-content/uploads/2021/02/P1140472-1024x576.jpg)
上から3番目が1.0mm。
こうして並べてみると、いかに小さいかわかりますね。
万年筆細字
![](https://calligraphy-memo.com/wp-content/uploads/2021/02/P1140471-edited-1.jpg)
ラストは普通の万年筆のペン先です。
※カリグラフィーのペン先ではありません。
細字で普通に文字が書けます。
![](https://calligraphy-memo.com/wp-content/uploads/2021/02/P1140472-edited.jpg)
下段が細字。
ペン幅1.0mmと比べてみても、さらに細いことがわかります。
海外の万年筆の細字は、日本のメーカーの中字にあたる太さが多いですが、このフライングタイガーさんの細字は本当に細字で驚きました。
手帳にも使える細さです。
長所3つと短所3つ
書いてみた感想をまとめてみました。
- 安い(ペン先4種400円)
- 気軽にカリグラフィーを始められる
- 手軽に書ける
- キャップと軸が1つしかないため、ペン先すべて使うには抵抗がある(インクを入れてもキャップがない)
- カートリッジインク式なので、使えるインクが限られている
- インクが終わったら、ペン先を洗う必要がある(お手入れを怠ると、書けなくなる可能性があります)
総合判定、「◎」。
この価格でこのクオリティーは、やっぱりすごいです。
まとめ
![](https://calligraphy-memo.com/wp-content/uploads/2021/02/P1140467-1024x576.jpg)
以上、フライングタイガーさんのカリグラフィー万年筆のご紹介でした。
もう一度ペン先をおさらいしておきますね。
- カリグラフィー1.0mm
- カリグラフィー2.0mm
- カリグラフィー3.0mm
- 細字
(※カリグラフィーのペン先ではなく、普通の万年筆のペン先)
おすすめは3.0mm。
一番太いので文字が見やすく、書きやすいです。
&しっかりした作りなので完璧なんじゃないかと思うくらい書き心地が良いのです。
ということで、機会がありましたら是非お試しを。
ではではこのへんで。
ありがとうございました。
![](https://calligraphy-memo.com/wp-content/uploads/2021/02/P1140475-1024x576.jpg)
●フライングタイガーオンラインショップ
https://shop-list.com/women/flyingtiger/3011285/
●フライングタイガー公式HP
https://jp.flyingtiger.com/
●フライングタイガーブログ
「フライングタイガーで万年筆!?」https://blog.jp.flyingtiger.com/brand/flying-tiger-copenhagen/shop/lalaportfujimi/4e6c78b1-6073-4cfe-a96b-e9c7b2867129
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