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【初参加】コミティアに初めてサークル参加した話/初めてのコミティア&参加までの流れ&準備するものは?【サークル参加レポ】

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こんにちは。tillata(ちらた)です。

突然ですがあなたは、

コミティアにサークルとして初参加したい


と思ったことはありませんか?

  • 自分の同人誌やグッズを売ってみたい
  • 自分の作品を世の中にもっと広めてみたい
  • コミティアに一般参加してみてやりたくなった
  • Twitterなどでコミティアを知って
  • 好きな作家さんがコミティアに出ているので


理由はいろいろあるかと思います。

初めてって何かと不安ですよね。

わたしもめっちゃ不安でした。

心配性なので余計に。

売る側に回るということは、作品を作り自分で販売もします。

準備から制作・販売すべて自分で行うのです。

めちゃくちゃ大変そうです。

その大変を自分一人で背負えるのか。

それにコミティアに参加する人はみんな経験者(という謎の思い込み)。

失敗したらどうしよう。

売れなかったりしたらものすごく恥ずかしいんじゃないか、つまらないってクレーム来たらどうしようかとも。

  • そもそもに、お客さんは来てくれるの?
  • っていうか現地までちゃんと行ける?

不安は尽きません。

ここでは

・わたしが参加しようと思ったわけ

・参加をするまでにしたこと

・応募のこと

・実際の参加レポート

を詳しく書いていきます。

少しでもお役に立てたら嬉しいです。

COMITIA(コミティア)とは?

・コミティアとは、自主制作漫画誌展示即売会のこと。

・オリジナルオンリー(自分で創作したものだけ)
(※二次創作はダメ)

1984年11月18日より始まりました。プロ・アマを問わない作家さんたちが自主出版した本を発表・販売する展示即売会。

2月、5月、8月、11月の年4回開催されています。

コミティアに参加したいと思った理由

もともとはコミケに憧れがあって、サークル活動したかったのです。

そのうちTwitterで好きな作家さんが「コミティアに出るよ」ってツイートしてて、コミティアがオリジナルオンリーのイベントと知ります。

多くの方がいろんな方が素敵なものを売っていて、素敵なものであふれていて、コミケだけがサークル活動じゃないと知りました。

コミケは敷居が高そうだけど、コミティアなら大丈夫なのでは?

と思い、さらに創作意欲が増していきます。

そして、サークル参加してみたいと思いました。

わたしがコミティアに初応募するまで

まずは、わたし個人のかんたんな流れを。

●2015年秋
 3日坊主ですっかりご無沙汰していたカリグラフィーを再開(約13年ぶり)
 今度こそ3日坊主にならずにひたすら練習。

●2016年7月
 カリグラフィーのフリーペーパーをネットプリントで毎月配信開始(2018年4月号(19号)まで毎月続きました)。

●2018年1月1日 
カリグラフィーの同人作家になろうと決意
(同人誌に強い憧れがありまして)

●2018年2月11日
 コミティアに初めて一般参加(下見)してみる
「COMITIA123」

●2018年4月28日
 サークル活動開始


●2018年8月
 真夏のデザインフェスタでイベントデビュー
 COMITIA124でコミティアデビュー

こんな感じでコミティアに初参加しました。

Twitter見ていると、コミティアに出ている作家さんたちがすごく楽しそうで生き生きしていて、わたしもその中に飛び込みたいと思いました。

応募要項はCOMITIA公式サイト(https://www.comitia.co.jp/)から。
初心者でもわかるようになっています。
(わたしにもできてよかった。。。)

しかし当時の自分はパソコンわからなくて手書きで応募したんですよね。
オンラインの方がかんたんとわかっていつつも、手書きで郵送しました。
(本当に不安だったのですよ)

コミティアに初めて参加するには?

まずは一般参加(下見)がおすすめ

初めてサークル参加したいよって方は、先に一般参加をおすすめします。

●一般参加……買う側。お客さん。
・作家さんの作品を購入することで、作家さんを応援します。

・入場料がかかります。

(「ティアズマガジン」という雑誌が入場券の代わり。
※会場価格1000円。書店価格1300円。
※売り切れの場合は入場無料。
※ティアズマガジンの中身は→
おすすめサークル、作品の紹介、参加サークルの全サークルカット、配置図、次のコミティアの告知、印刷会社の広告など

●サークル参加……売る側。作家。
作品を作って売ります。自分の作品を楽しんでもらう作家側。
自分を応援してくれる方と直接お話しできます。
直に感想がいただけます。

わたしも実際に、初めてのコミティアは一般参加してきました。

田舎暮らしなもので、東京にはあまり行きません。

東京ビッグサイトにすら行ったことがありませんし、何もわかりませんでした。

有名なコミックマーケットはテレビでしか見たことがなく、
コミティアに出たいと思っていても、そもそもに行ったこともなかったため会場の雰囲気を知りません。

間違えをおかさないためにも(少しでも自分の不安を取り除くためにも)、一般参加しかないと思ったんですよね。

楽しい場所というのTwitterで見ていますので、その雰囲気も知りたかったのです。

・実際にはどんなイベントなの?

・実際の雰囲気は?

・自分が出ても大丈夫そう?

・出たとしたらどんな感じで作品を作ればいい?

・どんな作品を並べればいい?

・どんなふうに並べればいい?

・どんな本を作ればいい?

・値段設定は?

・どう接客すればいい?

・ティアズマガジンはどんなもの?

・どんなふうにサークルカットが載るの?

▲自分が思っていた疑問一覧。

初めて行ったのがサークル初参加半年前のコミティア。

地方住みなので、東京に出るだけでもハードルが高いんですよ。
いやあ、がんばったよね、わたし。

東京ビッグサイト自体が初めてだったので、会場の広さといいハンパなく驚きました。

「すごい」

と。

この時の想いが実際に形になるのだからすごいなと思います。

あの会場には、作家としてもっと頑張りたい、もっと良いものを作りたいと強く思える魔法がかかっているような気がします。

とにかく会場の熱気がすごいのです。

めっちゃテンション上がりますし、わたしも頑張ろうという想いであふれます。

一般参加のための準備/持ち物

●持って行った方がよい物
袋/エコバッグ

同人誌など、会場で購入したものを入れるため。
作家さんの多くは、自分の同人誌を袋に入れお客さんに渡すことはありません。そのまま手渡しします。

・小銭
おつりが出ないよう会計するため
(作家さんは業者さんではありませんので)

・飲み物
のどが乾いたら困りますしね

・サークルチェックをした紙
お目当てのサークルさんがどこにいるのかメモした紙。
ティアズマガジンの中に会場の図面もあります。

わたしはチキンなので、作家さんに話しかけるとかできるかな^^;とめちゃ緊張した思い出。

「これからもう応援しています」

と伝えたいのに言えなかった! ということも多々ありました。

でも、一言言えた時は嬉しかったな。
作家さんに想いを伝えられて。

そして、楽しかったです。

また行きたいと思い、今度は自分がサークル側になろうと思いました。

一般参加の良い所、悪い所

・たくさんの作家さん&作品との出会いがあります。

・作家さんと直接お話しできます。

・知らなかった作家さんや美しい作品との出会いがたくさん。

・英気を養えます。

・自分でも書きたくなります。

・自分も頑張ろうって思えます。

・本を出したい衝動に駆られます。

・印刷会社の出展もありますので、紙などの見本が無料でもらえたり、買えたりします。

・メーカーの方と直接お話ができます。

・お目当てのサークルがある場合は、早く会場に行って待機列に並ぶ必要があります。
天気が悪かったり夏の暑い日ですと過酷です。

・人気サークルは並びます。
買えないことも。

・たくさん貢ぐことで金欠になります。

いろいろありますが、楽しいので上記に挙げた「悪い」部分も楽しみの1つとさえ思えるイベント。それくらいコミティアは楽しいです。

サークル初参加は「COMITIA125」【2018/8/19(日)】

ここからは、サークル参加での記録です。

申し込み

2018年6月12日に封書で出しました。

手書きでサークルカットを書き、封筒に入れて郵便局へ。

郵便がコミティア事務局へ着く前にどこかへ行ってしまわないか、行方不明にならずにちゃんと届くのか、ドキドキでした。

心配すぎて書留で出したくらいです。

その後応募完了のメールが届き、ほっとしました。

コミティア当日約1か月前に封書が届きました

この時は抽選はなく、応募者全員が参加できました。

コミティアからの封筒は、サークル参加に当選したという通知です。

自分がどの位置に配置になったのかは、この封筒に書いてあるんですよね。

●封筒の中身
・サークルチケット(通行証)
 一般参加列に並ぶことなく会場に入れ、設営の準備ができます

・コミティアの案内冊子
当日の流れや注意事項が記載

・会場案内図
サークルの配置図が書かれています

・見本誌提出用のシール
会場で無料で同人誌を読むことができる見本誌コーナー。
そこに自分の本を提出するためのシール

・宅配(クロネコヤマト)の案内
事前に荷物を会場に送れるサービスの利用方法が書かれています。
 同人誌など重いものを送っておくと当日楽になります

封筒の宛名部分に書かれたサークルのスペースナンバー。それが会場のどこに配置されたのかを確認するのが一番緊張するところ。

入口から遠い所は嫌だな。

角がいいな。

など、わくわくどきどきの瞬間です。

▲そして確認が取れたのでさっそくTwitterで告知。

角かと思ったら角ではなかったのですが、端の方は嬉しかったです。
見つけてもらいやすそうでしたし、出入りが楽そうですしね。

参加当日までにやること/やったこと

●なるべく早く
・何を売るか決める

・印刷所に頼む原稿の入稿を済ませる

・コピー本など、自宅でできるものもなるべく早く完成させる。
 インクがなくなった、機械の調子がおかしい、急に仕事が入った、残業が入ったなど、何が起こるかわかりません。

●1週間前くらい前まで
 お品書きを書き(当日売るものの内容と値段)、ネットで告知します

●クロネコヤマトの宅配の期限まで
 会場へ荷物の発送

●前日まで
 健康管理&何か作るものがあればやっておく。

わたしは、購入者に配布するためのカリグラフィーをひたすら書いていました。

直筆カリグラフィー、好きなんですよね。

印刷では味わけない綺麗さがありますので、絶対につけようと前から思っていたのです。

▲こちら。

自分が一番負担にならないカッパープレート体で。

インクはグロス(つや)の入った、ちょっと特殊なもの。
ぷっくりして輝きのある黒インクです。

少しでも楽しんでもらえますようにと。

持って行った方が良い物

・敷布

 会場の机に敷く布。
 自分のスペースを把握しやすいのと、作品を綺麗に見せられるのであるとよいです。

 手芸用品店や、ちいさなもの(ハギレ、ランチョンマット、お弁当を包む布、手ぬぐい)なら100均にあり。

・小銭入れ/お札入れ/コインケース
 何でも良いのですが、100均で揃えられます。

・おつり
 作品を買ってもらえたのにお釣りがない。
となったらお互いに困ってしまいますの絵、お釣りを用意してい置きます。

・値札
 事前に作っておくと、会場であたふたすることがなく楽です。
 100均に値札入れあり。
 ちょっと高いお金を出して文房具店で購入するとより透明度の高いものが手に入ります。

・文房具色々
 筆記用具、両面テープ、ハサミ、カッター、セロハンテープ、ガムテープなど
 設営や帰りの梱包に使います。

・ノート
 売り上げなどを控えておきます

・電卓
 お金の計算に使います

・作品を並べるために必要なもの(什器)
 ワイヤーネット、かご、フックなど

・旅行用キャリーケース(機内持ち込みサイズ)
 たくさん荷物がある場合、あると楽です。

・無料配布の何か
 名刺でも良いです。
 初めての参加なので、何かあるとよいです。

・机の前の部分に貼るためのポスター&机に飾るポスター
 わかりやすいよう、スペースナンバーも入れておきます。
 ポスターはあってもなくてもよいのですが、集客のためにあった方がいいかなと。
 背面ポスターという手もありますが、初参加ですとレベルが高いです。

・飲み物/食べ物
 必需品。イベントが始まるのが11時なので、それ前に食事を済ませるのがベストです。

・記入済みのヤマトの宅配伝票
 作品が売れ残った場合、会場から自宅へ発送できます。

わたしが実際に作った作品/お品書き

▲今見ると初々しいですね。

同人誌、クリアファイル、ポストカード、名刺、コースターといろいろ作りました。

慣れないのでお品書きを作るだけでも一苦労です。

コピー本も考えていましたが、フルカラーで全部刷るのは無理でした。

印刷所に頼んだ方が楽なので業者に。

ポストカード、クリアファイル、名刺、コースター、全て印刷会社にお願いです。

初めての入稿大変でしたけど、いい経験になりました。

コミティア当日の様子

当日のスケジュール

3:15 起床&朝食

3:40 出発

8:00 東京(練馬)

9:30 東京ビッグサイト着
設営準備

11:00 コミティア開幕

15:30 撤収作業開始

16:00 コミティア閉幕
 都内で画材などのお買い物

18:30くらい 帰路へ

00:00 帰宅

実際のタイムスケジュールはこんな感じです。

設営は意外と時間がかかるので、余裕をもって行くのが必要だと思いました。

帰りの撤収は、クロネコヤマトが混むので早めの撤収が吉。

自宅が遠い場合は何に関しても、早め早めの行動を。

当日の感想

起きた瞬間からめっちゃ緊張していました。

朝は自分が一番好きなものを食べてテンションをあげていきました。

ですがしかし、東京ビッグサイトの最寄り駅のトイレに30分くらい引きこもってしまうなど、恐ろしく緊張していましたね(笑)

最寄り駅は人であふれていました。
サークル参加の方も、一般参加の方も、みんなが入り混じっているのですよ。

サークル参加の方は準備をするため。一般参加の方は待機列に並ぶため。それぞれがそれぞれの場所に向かいます。

こんなにもコミティアに行く人がいるって、田舎のわたしから見るとホント信じられないレベルです。

で、会場に到着。
広いフロアにはけっこう人が入っていました。その多くの方が作家さん。いつから準備しているんだろうと、早さに驚きます。

自分のスペースを探し、到着すると、まずは机の上のイスを置き、机の上のチラシを片付けます。

会場に発送したクロネコの宅配を探し、持ってきます。
ここも緊張の一瞬。

もし手違いで荷物が届いていなかったら売り物がありません。

たくさんの段ボールの中から自分のものを見つけたときは、届いていてよかったと、とても安堵しました。

そして段ボールを開封。

机には敷布をしきます。

隣の方はまだ来ておらず、わたしが最初でした。

準備していると隣の方も到着され、お互いにあいさつを交わします。

▲そして11時。開場です。

開場間際は大手のサークルへ人が流れます。

弱小で初参加のわたしのところへは人はきっと来ません。
ということで、ちょっと買い物に出かけていました。わたしも新刊欲しいですから。

10分くらいして戻り、あとは自分のスペースにいました。

もしも誰も来なかったら。
もしも1冊も売れなかったら。

色々考えちゃうんですよね。

人はたくさんいるのに誰も来ない。

隣はたくさん売れている。

自分は来ない。

とか。

でも、だからこそ、初めてお客さんが来た時は本当に嬉しかったです。

自分の本が売れるって感動します。

今までこんなことありませんでしたから。認められた気がしました。

応援の言葉をいただいたり、感無量です。

コミティアに出てみて、良かったと思いました。

時間はあっという間にすぎ、30分前の15時半くらいから片付けを開始。帰りの交通機関に間に合わなかったら困りますし、買い物もしていきたいしで。

16時過ぎ、わたしは会場を後にしました。

実際にティアズマガジンに載ったサークルカット

ではここで、サークルカットも載せておきます。

会場で購入したティアズマガジンに載るんですよね。

ホント、お恥ずかしいサークルカットでした載ったサークルカットでした。

逆にいい思い出になったかな。

まとめ

▲当時のTwitterより。

・コミティアに出てよかった

・サークル活動初めてよかった

・同人誌作ってよかった

・カリグラフィー再開してよかった

・応援してくださる方と会えてよかった

よかった尽くし。

自信がつきます。

こんなわたしでも応援してもらえると。

応援は力になります。

コミティアに初参加を迷っている方がいましたら、全力でプッシュします。
おすすめです。

今はコロナの影響で従来通りとはいきませんが、いつか、きっと。

ありがとうございました。

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