こんにちは。tillata(ちらた)です。
今日も1冊、本をご紹介したいと思います。
カリグラフィーは関係なくて、カリグラフィー的な装飾の素材集。
作品制作の参考になるかなと思い、ご紹介させていただきます。
めっちゃ好きなんですよ。
装飾活字の本。
装飾活字とは?
▲裏表紙
活版印刷時代には、文字をひとつひとつ金属で彫った「活字」にし、それを指定の文章に組み上げたものにインキをつけ、紙に押し当てて印刷していました。
当時のヨーロッパでは「文字」以外にも、紙面を飾るために草花の図案を象った模様の活字がたくさん作られました。それが装飾活字です。
『装飾活字 アンティークフレーム&パーツ素材集』6pより引用
装飾活字は、古くは15世紀から、ヨーロッパの書物や印刷物を美しく彩ってきました。
文字と同じように植物などのパーツを自由に組み、装飾を組み立てていたんですね。
この素材集でも、そのパーツがたくさんあり、好きに組むことができます。
もちろん、組まれているものをそのまま使ってもOKです。
何百、何千という組み合わせがあるんだろうなと思います。
アイディア次第で無限大かもしれません。
商用O.K.『装飾活字 アンティークフレーム&パーツ素材集』
同人誌などにも使える素材集です。
本に載っている素材をそのまま載せて販売しても大丈夫な本。
▲ということで、ダイソーの高級筆記用紙の表紙にも使われていたりもします。
なんか似てる……!
と思って本を見てみたらビンゴでした。
この表紙は、カリグラフィー的なところが好きなんですよね。
紙も好きなんですけど、表紙のデザインが一目ぼれで買ったというのもあります。
植物や、つるや葉っぱのくるっとしたところなど、流れる線が大変美しいのです。
▲メモパッドの上の部分を拡大。
こんな感じの装飾素材がたくさん、この本に詰まっています。
わたしが葉っぱ好きなため、刺さるんですよね~。
アンティーク好きにもおすすめ。
個人的に同人誌にも使えるというのは強いです。
お見かけした際は、是非お手に取ってみてください。
2009年という10年以上前発行の本なのにまったく古くなくて驚きさすがアンティークな本でした。
以上です。
ありがとうございました!
▲一応リンク張っておきますが、メルカリとかフリマサイトに安く出品されてもいますので、中古でもいいよって方はそちらをどうぞ。
楽天の中古も良いかも。