こんにちは。tillata(ちらた)です。
わたしは趣味で、カリグラフィー(英語の書道)を書いています。
今日は、「眺めるだけで楽しいカリグラフィーの本」をご紹介します。
10冊のうち1冊でも刺さるものがあればと思います。
Contents
- 1 『The Country Flowers of a Victorian Lady』Fanny Robinson (ファニー・ロビンソン)著
- 2 『ウィリアム・モリス クラシカルで美しいパターンとデザイン』海野 弘 解説・監修 パイ インターナショナル
- 3 図案辞典 のばら社 文庫本
- 4 洋書『Calligraphy in 24 Hours』Veiko Kespersaks 著
- 5 『Calligrafia nella scuola e nell’arte』
- 6 『 Ornamental Calligraphy』George J. Becker著
- 7 『79 Decorative Alphabets for Designers and Craftspeople』Carol Belanger Grafton編集
- 8 『Art Alphabets, Monograms, and Lettering 』J. M. Bergling (著), James Gurney (はしがき)
- 9 『2,100 Victorian Monograms』Karl Klimsch著
- 10 『The Universal Penman』George Bickham著
- 11 まとめ
『The Country Flowers of a Victorian Lady』
Fanny Robinson (ファニー・ロビンソン)著
160年前に描かれた精密で味わい深い花と絵のポエム、そして繊細な手彩飾のカリグラフィが鮮烈によみがえりました。登場する花は100種以上に及び、さながら花図鑑としても珠玉の1冊。
日本語版の帯より引用しました
発売後短期間に7ヵ国語で出版され、またたく間にベストセラーに
めっちゃ美しい作品集。
わたしが「カリグラフィーをやるぞ」と意気込みを与えてくれた本の1つ。
のです。
挿絵も装飾も美しすぎて、ずっと見ていても全く飽きない本。
全て人の手で描かれたとは思えない精巧さです。
と、嘘ではないかとめちゃめちゃ見てしまうほど正確。
美しすぎてため息が出ます。
わたしもこんな文字が描きたいの目標です。
日本語版もありますよー。
「ヴィクトリアンの花詩集」
ファニー・ロビンソン著
桐原春子 監修・訳
岳陽舎
定価2500円
どちらかというと日本語版がおすすめ。
英語だと意味がわからないから。
でも、書いてあるカリグラフィーを解読したい方は、英語版の方がいいです。
日本語版には、カリグラフィー部分の英文記載はありません。
『ウィリアム・モリス クラシカルで美しいパターンとデザイン』海野 弘 解説・監修 パイ インターナショナル
カリグラフィーを勉強していると必ず目に入ってくるウィリアム・モリス。
カリグラフィーを知らなくても、壁紙や布などのデザインで見たことががあったり、展覧会で見た、そのポスターや広告で見たことがある人もいるでしょう。
植物のパターンデザインが美しかったり、手書き文字が美しかったりで、魅入ってしまう作品ばかりです。
この本に限らず、モリスに関する著書はどれもこれも美しいものばかり。
是非一度、お手に取ってみてください。
図案辞典 のばら社 文庫本
アルファベット装飾が載っています。
その部分はほんのちょこっと。
しかし、そのほんの少しの部分が秀逸で。
カリグラフィーを書く時の最初の文字の装飾とか、ここからヒントを得られそうですよ。
ひらめきが浮かぶかもしれません。
植物装飾がお好きな方、是非。
洋書『Calligraphy in 24 Hours』Veiko Kespersaks 著
カリグラフィーの書き方の本です。
あまりお目にかかれない、フローリッシュの書き方やスぺンサリアン体の書き方が載っているんですよね。
それがめちゃ綺麗で、ずっと眺めてしまうのはわたしだけ?
と思いつつ、ご紹介させていただきます。
すっごいなめらかに細い線を走らせることができる技術。
わたしもたくさん練習して習得せねば。
と何度も見ては挑戦しています。
様々な書体を知りたい方にもおすすめの1冊です。
▲Amazonにはこの2種。
中身は同じですので、お好きな方をどうぞ。
『Calligrafia nella scuola e nell’arte』
E se tornasse la calligrafia a scuola – Bella Scrittura
https://www.bellascrittura.eu/calligrafia-a-scuola/
美しい書体・カリグラフィー・アルファベットが載っている薄い冊子。
とりあえず眺めておきたい本。
シンプルに美しいカリグラフィー。
書体を勉強したい方にも良い本です。
『 Ornamental Calligraphy』George J. Becker著
美しいカリグラフィーを眺められる本。
美しい作品が載っています。
・カッパープレート体
・ゴシック体
・スぺンサリアン体
・フローリッシュ
など。
上級者なデザインがいっぱい。
将来的にこうありたいな、という作品ばかりです。
『79 Decorative Alphabets for Designers and Craftspeople』Carol Belanger Grafton編集
アルファベット装飾・デザインの本。
こういう装飾があるのか~と、参考になったりひらめきがもらえたりする本。
デザインのアイディアがすごい。
全79種。
copyright-freeとあるので、著作権フリーの本。
これ違う本でも見たことある。というデザインも含まれています。
『Art Alphabets, Monograms, and Lettering 』J. M. Bergling (著), James Gurney (はしがき)
アルファベット装飾・デザインとモノグラム・レタリングの本。
モノグラムとは、2つ(とか3つ)のアルファベットを組み合わせたデザインのこと。
1つ前にご紹介した79種類の本と違い、ボリュームがあり、
より、見ごたえがあります。
ゴシック体、カッパープレート体、スぺンサリアン体など書体見本もたくさん。
眺めるだけでもめっちゃ美しい。
書きたい書体を探している方にもおすすめです。
『2,100 Victorian Monograms』Karl Klimsch著
2100種のモノグラムが載っている本。
表紙にあるようなモノグラムが2100種載っています。
中身はモノクロ。
アルファベットの装飾やデザイン、モノグラムを勉強されたい方に。
眺めるだけでもめっちゃ美しいんですよ。
この領域に達するにはどれほどの積み重ねが必要なんだろうか……とも考えてしまいます。
『The Universal Penman』George Bickham著
カッパープレート体、ゴシック体、それとフローリッシュが美しい作品集。
ゴシック体+フローリッシュ
カッパープレート体+フローリッシュ
を永遠と見ていたい本。
わたしにはまだまだ書けなさそうですけど、いつかは書けるのかな。
フローリッシュをたくさん見たい方にもおすすめです。
まとめ
以上、眺めるだけで楽しい、カリグラフィーの本10選でした。
どれを選んでも全部が大好きな本たちです。
気になる本がありましたら、是非お手に取ってみてください。
といいたいところですが、ウィリアム・モリス以外はネットでしか手に入らない可能性大です。
運よくBOOKOFFや古書店で見かけるかもですが、Amazonなどネット注文の方が探す手間が省けたりしますので、手っ取り早く求めたい場合はインターネットからどうぞ。
リンクはAmazonのみですが、楽天や日本の古本屋さんにもあるかもしれません。
ありがとうございました。