こんにちは。
tillata(ちらた)です。
・テーマは、スイーツ&洋菓子&甘いお菓子
・ゴシック体(オールドイングリッシュ)
・頭文字は装飾文字で書く
・万年筆インクを使う
・アルファベット順
・なるべく新しい装飾にチャレンジしてみる
(同じやり方/同じ色はなるべく避ける)
と少しだけ目標を作り、連作を描いています。
今日はその作品の一部を紹介していきますよ~。
【A】アップルパイ
【アップルパイ】
●使用インク
・ビルマの琥珀(エルバン)
・ブルゴーニュレッド(エルバン)
・ココアブラウン(エルバン)
●紙
・トモエリバー
●ペン先
・スピードボールC-2
・ゼブラGペン
・シグノ(白ペン)
アップルパイを意識して、赤と黄色。
2色の交わる部分はグラデーションになっています。
赤と黄色が美しいです。
初めの作品ということで、「A」の装飾のツル部分にはまだぎこちなさが^^;
こういうところが練習によって改善されていければなあと思います。
美しい円を描けるようになるのが目標(意外とめっちゃ手が震えるんですよ。慣れていないもので)。
つづいて、この3色の組み合わせが好きと思った部分。
ビルマの琥珀×ブルゴーニュレッド×ココアブラウンはお似合い。
以上です~。
【B】バスクチーズケーキ
【バスクチーズケーキ】
●使用インク
・ビルマの琥珀(エルバン)
・祇園の石畳(文具店TAG)
・キリン生茶tea(カキモリ)
●紙
・トモエリバー
●ペン先
・スピードボールC-2
・ゼブラGペン
・シグノ(白ペン)
・万年筆(セーラー万年筆)
手作りした記念に描いたというのもあり。
材料5つで美味しいバスク風チーズケーキ作れるとかすごい。
考えた人天才。
▲こちらが実際の写真です。
めちゃんこ美味しかった……!
ってことで、カリグラフィーに話を移しますね。
▲配色はチーズケーキの色と同じ色。
今思えば、上を黒に、下を黄土色にしたらもっとバスクチーズケーキっぽさが出るなと思いました。
植物のツルの部分は丸みをもっと付けたい。
と、あとから次々とわき上がってくる反省の数々。
……とはいいつつ、お気に入りの配色ができたので満足です。
きれい。
この配色&グラデーションものすごく好き。
黄色の濃い部分……薄い部分は自然とこうなってくれるので、万年筆インクの濃淡はホント最強の美しさだなあと思います。
【C】クッキー
【クッキー】
●使用インク
・ビルマの琥珀(エルバン)
・ジョルジュモカ(うさぎや)
・若鶯(セーラー万年筆)
・竹炭(パイロット)
●紙
・トモエリバー
●ペン先
・スピードボールC-2
・ゼブラGペン
・シグノ(白ペン)
・水筆
・ジンハオペン先
装飾部分の配色が好き。
ビルマ、若鶯、ジョルジュモカはお似合い。
細い線はGペン。
やっぱりどうしても震えてしまいますね(笑)
これがなくなるともっとよくなります。
プレーンクッキー、抹茶、ココアなイメージです。
【D】ドーナツ
【ドーナツ】
●使用インク
・ブルゴーニュレッド(エルバン)
・アンティークブーケ(エルバン)
・ココアブラウン(エルバン)
・若鶯(セーラー万年筆)
●紙
・トモエリバー
●ペン先
・スピードボールC-2
・ゼブラGペン
・シグノ(白ペン)
・水筆
・万年筆(セーラー万年筆)
装飾文字の部分。
カリグラフィー文字に縁取りしてみました。
今回が初めて。
こちらも縁取り。そして影。
一応、ストロベリーな感じで書いてあります。
【E】エクレア
【エクレア】
●使用インク
・ビルマの琥珀(エルバン)
・トリプルチョコレート(ダイアミン)
・ココアブラウン(エルバン)
・キリン生茶tea(カキモリ)
・若鶯(セーラー万年筆)
●紙
・トモエリバー
●ペン先
・スピードボールC-2
・ゼブラGペン
・シグノ(白ペン)
・水筆
エクレア感を出そうとチョコがけイメージで。
茶色が「トリプルチョコレート」というチョコレート色のインクということもあり、ものすごくフィットしました。
何度見てもおいしそう。
ビルマの琥珀×トリプルチョコレートはおすすめです。
チョコ部分の拡大。
まさにエクレアの色。
上手くできて大満足な作品です。
【F】フィナンシェ
【フィナンシェ】
●使用インク
・金貨(乙女座会×Tono&Lims)
・水色(レンノンツールバー)
・納戸(レンノンツールバー)
●紙
・トモエリバー
●ペン先
・スピードボールC-2
・ゼブラGペン
・シグノ(白ペン)
・ジンハオ万年筆のペン先
・キャンディー万年筆(セーラー万年筆)
フィナンシェらしからぬ配色ですね。
ええ。わかっていますとも。
フィナンシェといえば「ビルマの琥珀」を使うべきだと思ったのですが、ビルマの琥珀ばかり使ってはいけないなと、別の色にした作品。
思い切って水色にしてみました。
だから特に何味というのはなく、さわやかさがあればと水色にし、とりあえず黄金色みたいなものを……と、金貨を配色してみました。
ちょい微妙な色なので、また改めて書き直したい作品でもあります^^;
水色⇒納戸のグラデーションだけは美しいので満足。
この組み合わせは最高です。
【G】ジェラート
抹茶ジェラート
【ジェラート】
●使用インク
・オリーブグリーン(エルバン)
・相楽園ティーグリーン(ナガサワ文具センター)
・若鶯(セーラー万年筆)
●紙
・トモエリバー
●ペン先
・スピードボールC-2
・ゼブラGペン
・シグノ(白ペン)
・水筆
わたしの大好きな、抹茶味のジェラートをイメージして。
濃い目の抹茶が大好きなんですよね。
ちょっと溶けている感もやってみたりしました。
斜線の入った部分は、新しい装飾にチャレンジしてみようと試しに入れてみたものです。
悪くはないかも。
ということでもう一度全体像です。
美味しい抹茶ジェラートになりました。
グレープ(ぶどう)ジェラート
【ジェラート】
●使用インク
・桜森(セーラー万年筆)
・奥山(セーラー万年筆)
・夜桜(セーラー万年筆)
●紙
・トモエリバー
●ペン先
・スピードボールC-2
・ゼブラGペン
・シグノ(白ペン)
・ジンハオ万年筆のペン先
装飾文字のGのところの●は、液ポタした部分。
奥山のインクが垂れてしまいましたが、そのままで書いてあります。
あと、微妙に炭酸系な感じにしようかと、Gの周りの背景に少し白を残してみました。
やや光っている色は奥山。
奥山は金にフラッシュします。
まとめ
と、こんな感じでA~Zまで続けようかと書いているところです。
最後までできるかな?
コロナでイベント中止が相次ぎ、本を作る気力も低迷中で自分でできそうな企画を考えてみたのがこの「スイーツのカリグラフィー」。
一文字一文字を大切に。
そして、文字や装飾、配色の模索を続けていきたいと思います。