雑記

【枻(エイ)出版社】民事再生法を適用  「趣味の文具箱」は株式会社ヘリテージが継続へ

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こんにちは。tillata(ちらた)です。

今日は午前中から、驚くニュースがありました・

エイ出版社、民事再生を申請

この見出し記事に驚いたインク沼なみなさんはきっと多いはずです。

エイ出版さんといえば、そうです、「趣味の文具箱」です。

3月には新刊が出る予定です。

つい最近も記事に関して募集していたような。。。

帝国データバンクの情報は……

(株)エイ出版社(TDB企業コード:982510071、資本金1億円、東京都世田谷区玉川台2-13-2、代表角謙二氏)は、2月9日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日、保全・監督命令を受けた。

帝国データバンクより引用

倒産情報を出している帝国データバンクによりますと。2021年2月9日に「民事再生法の適用」とのこと。

枻出版公式HP

枻出版社
民事再生手続申立のお知らせ
https://www.ei-publishing.co.jp/einews/496454/

枻出版社からも発表がありました。

民事再生法とは?


どこかの企業に手伝ってもらいながら、再生を図ること。

会社を残すことが目的

倒産ではないので名前は残ります。

わたしも前にいた会社で、この「民事再生法が適用」に遭遇しました。

早期退職者を募集してたくさんの人が辞めました。

ブランドイメージは下がり、でもその中でいろいろと改革されていった思い出があります。

それに不満を持ってわたしは約1年後に退職したわけですが、とにかく。

民事再生法適用であれば、枻出版社は残ります。

「趣味の文具箱」は株式会社ヘリテージが継続へ

2021年2月11日(木)、趣味の文具箱のTwitterに一報が入りました。

継続とのことです。

やった~!

インク沼の住人としては、趣味の文具箱なくして今後の生活が考えられませんでした。

ほかに万年筆や万年筆インクの雑誌なんてありませんからね。

唯一の専門誌が失われたら……想像ができません。

株式会社枻出版社からの一部事業譲受に関するお知らせ
株式会社ヘリテージが株式会社枻出版社から『Lightning』『趣味の文具箱』など一部の出版事業を事業譲受https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000074237.html

【事業譲渡の内容】
株式会社枻出版社の刊行するライフスタイル定期雑誌を含む一部の出版事業およびその事業部門
・Lightning(ライトニング)
・2nd(セカンド)
・CLUTCH Magazine(クラッチマガジン)
・趣味の文具箱
・Men’s PREPPY(メンズ プレッピー)
・PREPPY(プレッピー)
・カリフォルニアスタイル

株式会社枻出版社が運営する飲食店およびその事業部門
・グリル&ダイニング 用賀倶楽部

【事業譲渡の日程】
契約締結日 2021年2月9日
事業譲渡日 裁判所の許可後に実施

【会社概要】

株式会社ヘリテージ

所在地   東京都港区赤坂3丁目19-1
代表者   代表取締役社長 齋藤 健一
事業内容  出版・IT・飲食
設立年月日 2020年9月

株式会社枻出版社
所在地   東京都世田谷区玉川台二丁目13番2号
代表者   代表取締役社長 角 謙二
事業内容  出版
設立年月日 1973年10月

株式会社ヘリテージは、まだ新しい会社でたぶんHPがない?? 

検索しても見当たりませんでした。

どのような会社かはよくわかりませんが、出版事業の継続をしてくださるということで、応援していきたいです。

ピークス株式会社も出版事業の一部を譲り受け

枻出版社のそのほかの一部出版事業は、株式会社ドリームインキュベータが設立したピークス社にも譲渡されました。

2020/12/9
エイ出版社、出版事業の一部などを投資事業のドリームインキュベータが取得

https://media-innovation.jp/2020/12/09/dreamincubate-acquired-portion-of-ei-publishing/

ドリームインキュベータ
当社子会社による事業譲受、及び新たな事業の開始に関するお知らせ
https://www.dreamincubator.co.jp/ir/news/2020/8627/

ピークス株式会社
https://peacs.net/

エイ出版に関するお問い合わせ先
https://peacs.net/contact/

気になる方はご参照ください。

まとめ

枻出版の民事再生手続きの情報を聞いたときは、どうなると思った「趣味の文具箱」。

継続ということでひとまず安堵しました。

万年筆インクの楽しさ、万年筆の楽しさを教えてくれた雑誌であり、これからもインクライフを共にするであろう雑誌です。

株式会社ヘリテージに引き継がれていくということで、今後も変わらず応援していきたいと思います。

紙面は変わるのか、変わらないのか、そこもちょっと気になりますね。

次号、発売日が同じであれば3月13日発売予定です。
「趣味の文具箱 2021年4月号 vol.57」の 特集は「道具としての万年筆」。

無事に発行されることを願います。

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