こんにちは。tillata(ちらた)です。
今日は、パイロットさんの色彩雫(いろしずく)「月夜」をご紹介します。
色彩雫というのは、パイロットさんの万年筆インクのシリーズ名。
その中の、「月夜」という名前のインクがとても美しいので取り上げてみます。
PILOT「-irosizuku-色彩雫」とは?
▲こちらが色彩雫
・全24色+東京限定色3色
・水性の万年筆インク
・ミニボトル(15ml)と大瓶(50ml)がある
・ミニボトルは3本2310円。
※必ず3本セットの販売でバラ売りはなし
・大瓶は 1,650円
日本には、美しい自然や景色が多く存在し、またそれ等にはとても美しい名があります。 iroshizuku-色彩雫(いろしずく)シリーズは、その美しい情景から創造された彩り豊かなインキです。 さらなる書く喜びと楽しみをあなたに。
PILOT公式HPより引用
▲公式から引用してみました。
月夜、深海、夕焼け、朝顔、紅葉、秋桜、松露、竹林、深緑、露草、紺碧、天色、山葡萄、冬柿、孔雀、躑躅、稲穂、土筆、山栗、紫式部、紫陽花、竹炭、冬将軍、霧雨
名前だけ見ても素敵ですよね。
▲公式さんには全色見本もありますのでお時間ありましたらどうぞ。
では本題にいきます。
「月夜」のミニボトル
手元の「月夜」です。
大瓶・小瓶がありますが、わたしが使っているのは15mlの小瓶。
だいぶ減ってこんな感じです。
インクを透かして見ただけでも美しい青なんですよね。
「月夜」という名前もいい。
わたしは月の夜と聞いただけでも好きなので、それだけで「とても美しい色」となってしまいます。
たぶんゴッホの油絵が大きく影響されているのかな。
「月夜」の色見本
▲青と黒が混ざったブルーブラックです。
色の濃淡だけ見ても素敵なインク。
こちらはカリグラフィーで描いたものです。
(※カリグラフィーとは、英語の書道のこと。英習字・洋書道ともいいます)
▲濃淡本当に素敵なんですよ。
一目ぼれしたくらいです。
1色だけで決まる色ですね。
「月夜」カリグラフィーのゴシック体
もう少しカリグラフィー見本を載せておきます。
カリグラフィー用のつけペン(スピードボールC-2)で描くだけで、自然とこのような色の濃淡が生まれるのです。
万年筆インクなら何でもこのような感じになり、グラデーションがとても簡単にできます。
自然になるというのが本当に素晴らしいですね。
「月夜」のモノライン
こちらは、3mmの一定幅で書いたモノラインです。
カリグラフィーとは違って、文字の幅がすべて同じ。
こういうつけペンで書く文字も美しいんですよね。
▲ちょっと装飾も付け足してみました。
拡大してみると、こんな感じです。
紙によってもインクの色の出方が若干変わってくるので、いろいろ試してみるのも面白いですよ~。
最後に
PILOTさんの色彩雫「月夜」、でしたでしょうか。
万年筆を始められた方、万年筆インクを始められた方へのまず入門的なインクです。
有名企業さんのインクで絶大的な信頼もありますし、価格帯も他のものより安いです。
そして、何十年と使い続けられている方の多くが、ずっとの愛用しているインクでもあるんですよね。
わたしは5年ほど使っていますが、今でも大好きなインクで飽きることはありません。
これからも何十年と使い続けていきます。
「月夜」
気になりましたら、是非試してみてください。
ありがとうございました。